実体配線図 5E3





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お願い
実体配線図は気をつけて描きましたが間違いが有りました時はご容赦願います。

ヒーターの配線が太線1本で描いてありますが、見やすい様に描いたもので実際は2本の線をより合わせて配線しています。
6V6GTのソケットの1pinと8pinは銅線で接続して下さい、これでEL34が使用出来る様になります。

シャシーの実体図は写真とはかなり異なります、写真の方は既にトランスや真空管の穴が空いていましたのではあまり考えずに配線しましたから上手くない所もあったと思います。 製作する時は実体図の方を参考にして下さい、見難い所も有るかと思いますが、回路図と合わせながら見ていただきたいと思います。

上図はシャシーの部品配置を内側から見たものです、シャシー上面はこれの反対になります、各部品はバランスよく配置をして重量もなるべく偏らない様にします、また真空管もあまり接近しないように放熱にも注意して下さい。
部品の配置決めは、シャシーの上にトランスやブロック型コンデンサーや真空管を乗せて見ます、そしてバランスや放熱の具合などを検討し良ければそこに記しをつけます。
次にシャシーと同じ大きさの紙に今決めたトランスや真空管の図を描きます、ここに実際に配線をするように鉛筆で描いて行きます、コンデンサーや抵抗も実物大で書き加えます、入出力は接近していないか、配線し易いか、合理的な配線が出来ているか検討をします。 紙の上ですから何度でも訂正することが出来ます。 この作業はコンピューター上で行っても良いと思います。
全てOKならばシャシーに穴あけをして、配線、組み立てをします、実体配線図が出来ていますから、この図の様に配線して行けば良いので簡単です。
実体配線図は一つの案でこれが最良ではありません、もっと良い配置があるかもしれません、また電源トランスや出カトランスの配置も左右逆でもかまいません。

上側の実体配線図はAC100Vラインとヒーター配線の引き回しを描きました、大体こんな要領で配線していただければ良いと思います。 ヒーター配線はより合せても平行のままでもOKです、私はおまじないのつもりでより合わせています。
5Y3GTはヒーター電圧5Vでソケットのpinは8番、2番です、6V6GTは6.3Vで、pinは2番、7番です、また12AX7は6.3Vで4、5番と9番pinを配線します。

電解コンデンサーはブロック型を使いました、この22uFのコンデンサーは一個の中に2回路入っています。 形はチューブラ型や縦型でもかまいませんが、ブロック型の方がシャシー内部がすっきりしています。

入出カジャックのアース線は配線していませんがジャックがシャシーと接触していますから配線しませんでした、この為1点アースではありません。

真空管ソケットは取り付け向きに注意してください、向きが悪いと配線がし難くなります。 また初段は片側のみ使用してもう片側は空いています。
パイロットランプはLEDを使いましたがネオンランプでも良いと思います、どちらも抵抗入りと抵抗なしとが有りますから注意して下さい、抵抗なしは抵抗を外付けしなければなりません。


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