その他
助手
プリント基板を半田付けする時にもう一本手があると便利です、そこで基板を持ってくれる助手を作ります。この助手は工具メーカーでも販売していますが、自分で作ればお金は掛かりません。 用意する物は板の切れ端と少し大きなクリップと木ネジだけです、これを写真の様に組み立てて下さい。 この助手はたいへん役に立ちます。
入出力端子の配線方法
モノラル用マイクジャック MJ104 ステレオ用マイクジャック MJ208A
真空管ソケットの大きな丸穴を開けるとき
真空管ソケットやブロック型電解コンデンサーなどの大きな丸穴をあける時は、シャシーパンチと言う道具を使うと簡単に開けることが出来ます。(四角の穴は開きません) 写真の様にアルミ板を挟みハンドルを回して穴を開けます。
真空管のpinの数え方
上の写真が12AU7、12AT7、12AX7などで使用する9pinタイプのもので、下側から見て、右回りに数えて行きます。
上の写真は6V6を下から見たところで、6L6GC、EL34、6550、KT88などは同じタイプのソケット(8pin GTソケット)を使います。 中心のガイドの突起を目印にして、右回りに数えて行きます。 6pinが抜けていますが、抜けたpinも数えます。 真空管によっては1pin、6pin両方が抜けて無い物もあります。
三端子レギュレーター7812
FETはドレインとソースが入れ替わっても動作しますが、正しく接続してください。 トランジスターは正しく接続しなければ動きません。 pin配置はメーカーや型番で違う場合があります。
三端子レギュレーターは入力(IN)と出カ(OUT)の電圧差が3V〜5V必要です。 電圧差が大きくても構いませんが損失が大きくなります。
回路図に現れない小物部品
回路図には書かれていないが組み立てに必要な部品が有ります、部品を購入する時は注意して下さい。
1) ネジ----------太さは3mm径で長さは10mmと15mm位の物があればとりあえずは間に合います。
2) スペーサー----ほとんど5mmの長さの物で間に合いますがもう少し長くてもOK。
3) 配線材料------色は赤、青、黄、白、黒など数種類の色が有れば良いでしょう。
4) メッキ線-------銅線でも良いです、太さは1mm〜1.2mmで良いと思います。
5) LED-----------色々の種類や色が有りますから好みの物を。 回路図に書き忘れることがある。
6) ツマミ----------これもお好みで・・・
7) シャシー-------アルミ製を使います、他の金属では加工が非常にたいへんです、厚さは1mm〜1.5mm。
真空管AMPのシャシーは1.5mm〜2mm位が良いでしょう、1mmでは薄いです、また3mmでは加工がたいへんです。
8) 電源コード
9) アルミ板------これは厚さが1mmでOK、真空管のソケットを取り付けるのに使います。適当な大きさに切って使います。
10) プリント基板
11) ラグ板--------真空管AMPの製作の時に部品を中継するのに使います、3P、4P、5P、6Pなど、多くの種類があります。
12) 真空管ソケット、フューズホルダー、絶縁ブッシング、電池スナップ
スペーサー、ネジ、ワッシャー GTソケットと 9pin、7pinソケット ラグ板
配線の色分け
JISによる配線の色分けをしておけばAMPの点検をする時に間違わなくて良いと思います。
黒---接地回路
赤---プレート、スクリーングリッド回路
黄---コントロールグリッド回路
青---ヒーターまたはカソード回路
白---交流回路、出カ回路
(2006/01/10)
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